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福祉医療講習会が開催されました。



7月20日(日)午後7時45分から小倉歯科医師会館大会議室で榎本通典会長の開会挨拶の後、在宅歯科医療推進に係る拠点連携推進整備事業研修会が行なわれました。今回の講演テーマは「在宅医療で歯科に望むこと 〜多職種協働時代をむかえて〜」小倉歯科医師会理事 木村医院 木村喜男先生をお招きして講演をしていただきました。
 
本日のお話として 1.なぜ在宅医療なのか?
         2.多職種協働について
         3.歯科の先生にお願いしたいこと

1.なぜ在宅医療か?今の日本の人口の割合は2025年団塊の世代が75歳をむかえ高齢化社会のピーク、多死社会を迎えようとしています。地域包括ケアシステム(中学校校区を一単位として)とは地域と共に居宅生活の原点を高めることであると言われています。病気を治す医療(キュア)から支える医療(ケア)が今後共大事です。住み慣れた環境、勝手気ままな生活、好きなものを食べ、好きな時に寝るという生活の場(自宅)を支える医療(ケア)に意義があります。
2.在宅ケアの多面性に対応するには多職種協働がより有効と考えられます。各職種の情報を共有することで最大の力を発揮するのです。退院時カンファレンス、サービス担当者会、多職種協働検討会、参加型研修会であったりするのです。
3.今後、歯科の先生にお願いしたいことは、歯科医療というキュア(治す医療)さらに能力障害に視点を移したケア(治し支える医療)のバランスを考えてくださいとのことでした。さらに口腔のサルコペニア、口腔機能の評価、食事場面の観察、嚥下スクリーニングテスト等、診療の幅が広がってきますのでよく対応してください。またお薬手帳を参照したり問い合わせをしても結構です。

侵襲的歯科治療前のBP休薬についても解説をいただきました。医科歯科連携につながる
大変参考になる講演会でした。




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