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小倉介護サービス事業者連絡会研修会が開催されました。

平成27年7月4日(土)14:00より、富士見ホール
にて小倉介護サービス事業者連絡会の研修会が行われまし
た。

 まずは行政からの報告として、北九州市保健福祉局保健
医療課 課長 佐野 耕作氏より「在宅医療・介護連携支
援センター」について説明していただきました。このセン
ターは、在宅医療サービスのコーディネートの拠点として、
地域の医療・介護サービス提供者の連携をサポートしてい
きます。事業者からの相談を受けるところで、在宅医療の
相談、退院調整の支援、多機関の連携推進等を、行うよう
です。平成27年度は、門司と八幡にセンターを設置し平成
28年度に小倉、若松、戸畑、に設置し市内5箇所になる
予定だそうです。またインターネットを利用した在宅医療
資源情報の「見える化」についても説明していただきました。

 その後、北九州市保健福祉局保健医療課 課長 中山 
浩子氏より、本市の高齢者の現状・平成27年度制度改正
のポイント・平成27〜29年度の介護保健事業計画につ
いて説明していただきました。

 特別講演では、ひとえ歯科クリニック(宮崎)院長 宇都
 仁恵 先生より、「さいごまで口から食べるしわあせ」〜
多職種連携で支援する〜という演題で講演していただきまし
た。

 高齢者の低栄養、低栄養のリスクについて説明いただきま
した。
 そして かあさんの家(ホームホスピスミヤザキ)の紹介
をされました。かあさんの家は、施設でも自宅でもない看と
りまで行うキュアーではなくケアを中心としたところです。
その取組のひとつとして、在宅で胃ろうから経口摂取に戻し
た症例を紹介されました。経口摂取になった高齢者が栄養状
態がよくなりQOLが向上し、いきいきとした生活を取り戻
しているのが印象的でした。

 誤嚥のリスクもあるため、リスク管理をした食事プラン
(リスクを回避しすぎるのも良くないそうです)に基づいた
ケアが必要です。そのためには、多職種間の顔が見え人と
なりがわかる連携、家族へのインフォームドコンセントが
重要になります。摂食・嚥下障害については歯科が中心に
なって取り組む必要があるとおもいますが、なかなか知識
を得る機会も少なく大変ためになる講演になりました。

 講演会では、いろいろな職種の方が多く参加していまし
た。これから在宅介護がますます推進されていくと思われ
ますので大変有意義な研修会でした。



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