11月28日（土）３時より小倉歯科医師会館において社保研修会が
行われました。

講演内容は福岡県歯科医師会　医療保険部部長　日高　潤二先生
による「保険診療の現状と展望」、福岡県歯科医師会　医療保険部
部員　太田　実先生による「保険診療の留意点について」でした

日高先生からは厳しい歯科医療の現状と現在進行中の来年度の改定
についての概要などのお話が有りましたまたＩＴ化はこれからも避
けられずインターネットを通じた医療費通知の実施、健保組合による調剤
報酬の直接診査支払い、社会保障カード、電子私書箱、次世代電子
行政サービスと着実に進んでいくだろうとのお話でした。

レセプトオンラインについては民主党政権に交代しここ最近、色々
と変化してきているとのお話でした、特に平成22年12月31日までに
診査支払い基金に書面により届け出ることで手書きレセプトによる
請求が継続出来る医院が相当数増えそうな感じでしたし、少なくと
も今あわててレセコンを導入するのは考えた方が良さそうだとの意
見でした。
太田先生からは初診に始まり訪問診療に至るまでの細かな請求事務
で見落としがちな事を重点的に解説していただきました。