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第3回福祉医療委員会研修会が開催されました。


平成21年2月20日金曜日午後7時半より小倉歯科医師会館大会議室
において、第3回福祉医療委員会研修会が開催されました。
増井委員長の司会進行で、開会の辞、原田担当理事より挨拶が行われ、
研修会が行われました。

まず、「訪問歯科診療で想定される患者急変の早期発見と初期対応法に
ついて〜地域診療連携ネットワークの観点から〜」と題して、北九州市
小倉医師会理事山家滋先生よりお話を聞きました。
在宅医療対象者の基礎疾患について主なものは、脳血管障害後遺症、ア
ルツハイマー型症候群、パーキンソン病等がありますが、その中から特
に廃用症候群、その予防と介護予防についてお話がありました。また、
バイタルサインの確認とパルオキシメータを用いたSpO2モニタリ
ングの重要性とその使用方法、一時救命処置(BLS;Basic Life
Support)の紹介と習得方法についてお話がありフェイスマスクと
AEDを必要物品としてあげられました。さらに、119番通報の仕方と
タイミング、在宅看取りの実際と死亡診断書の交付ついてのお話があり
ました。

続いて、「様々な全心疾患を有する患者さんの歯科診療にあたって」と
題して、リハビリテーション病院歯科の萩原正剛先生よりご講演頂きま
した。萩原先生はリハビリテーション病院での歯科診療を通じて、在宅
歯科診療において実際注意しなければならない点について具体的にお話
ししていただきました。 特に脳血管障害後遺症などをもつ患者
さんの歯科治療における注意点として、水を使わない治療の必要性やコ
ミュニケーションの可否、キーパーソンとなる人の確認等の重要性、そ
して歯科治療時の留意すべき薬剤についてお話がありました。口腔乾燥
を生じさせる薬剤や血液凝固剤を服用したままでの抜歯などについて詳
しくお話し頂きました。

これから訪問歯科診療、有病者の歯科診療を行うにあたって直接役に立
つ非常に有意義な講演に多数の会員が聞き入っていました。



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